シアリスがなぜ世界で1番人気のED治療薬なのか、その特徴と効果を解説します。
なぜペニスは勃起するのか

性欲が溜まってしまったとき、男性は自慰行為によって性欲を解消させます。
もしくは、特定のパートナーがいるのであれば、その相手と性行為をして愛情を深めると同時に性欲を解消させるでしょう。
自慰行為にしても性行為にしても、今さらあらたまって説明することではありません。
しかし、ふだん当然のこととして受け入れているかと思いますが、これらの行為をするとき、ペニスは勃起した状態ですよね。
では、そもそもペニスがなぜ勃起するのかはみなさんご存知でしょうか。
男性が外部から性的刺激を受けると、まず脳にある中枢神経がその刺激を受信します。
そして、受信した刺激を性的興奮に変え、末梢神経が全身へ送るのです。
こうして送られた興奮の信号により、血管を拡張させるはたらきを持ったcGMPという物質が増加します。
cGMPによって血管が拡張すれば、血液の流れは自然と良くなるのですが、これによってペニスの内部にある海綿体という部分にもいつも以上に血液が流れるようになります。
海綿体はペニス内部の大半を占める器官で、血流の増加によって大きく膨張します。
海綿体が膨張すれば、それにともなってペニス全体も大きくなるのですが、これが「勃起」と呼ばれる状態です。
このような流れで、性的刺激を受けた際に勃起は生理現象としてふだん自然に起こっているのです。
EDの仕組み

ペニスが勃起する仕組みはだいたいわかっていただけたかと思います。
しかし、ここで終わってしまっては、性的興奮が鎮まったあともペニスは勃起したままになってしまいます。
そんなことになってしまっては、常に男性は羞恥心を抱きながら生活していかなければいけませんよね。
そこで、勃起した状態を解除するために欠かせないのがPDE5という酵素になります。
性的興奮がおさまると同時にPDE5が生成され、血管を拡張させているcGMPのはたらきを抑制してくれます。
cGMPのはたらきが落ち着けば血流の状態も通常時に戻り、海綿体に流れる血液量も少なくなって自然に勃起していない状態に戻ってくれるのです。
本来であればPDE5は男性の勃起において重要な役割を果たす存在なのですが、このPDE5が過剰に生成されてしまうことで起こるのがED(勃起不全)です。
ふだんからPDE5が活発に作用してしまうと、いざ性的刺激を受けてもcGMPが正常にはたらけなくなり、血管が拡張されなくなってしまいます。
そうなると海綿体にもうまく血液が流れなくなってしまい、勃起できなくなってしまうのです。
EDになってしまうと勃起機能が正常にはたらかなくなってしまいまいます。つまりこれは性行為を満足に楽しめなくなってしまうことを意味します。
また、男性を象徴するパーツとも言えるペニスがこうした状態になってしまうことで自信を失い、恋愛や性行為をしなくなってしまう男性も少なくありません。
男性にとって、EDは最もなりたくない症状と言えるでしょう。
EDを改善させるためには

EDになってしまうと男としての尊厳にも大きく影響しますし、性行為をろくに楽しむことさえできなくなってしまいます。
EDによる精神的ダメージは計り知れないものとなるでしょう。
男性にとってEDは大きな問題となっています。
しかし、もしEDになってしまったとしても、そう落胆することはありません。
現在はED治療を専門としている医療機関が増えていることから、もしEDになった場合でも適切な診察を受けることができます。
また、ED治療薬を処方してもらうこともできます。
ED治療薬はその名のとおり、ED改善を目的として開発された医薬品のことです。
生活習慣の乱れが原因となることの多いEDは、規則正しい生活習慣を心がけることで徐々に改善させていくことも可能です。
しかし、生活習慣の改善は数日でそう簡単にできるものではありません。
そこで、生活習慣を改善させながらも、同時にED治療薬を使っての改善を並行しておこなうのがオススメです。
3大ED治療薬とは

ED治療薬として最も有名なのは「バイアグラ」でしょう。
バイアグラは世界で初めて開発・販売されたED治療薬であり、大勢のED患者に希望を与えた医薬品です。
ED治療薬に限らず、すべての医薬品の中でもその知名度はトップクラスですし、男性だけに限らず女性でも名前くらいは聞いたことがあるのではないでしょうか。
「ED治療薬といえばバイアグラ」という印象が強く、実際にバイアグラが世間に登場してから現在に至るまで、その人気は絶大です。
しかし、ED治療薬として認可を受けている医薬品はバイアグラだけではありません。
バイアグラの次に登場した「レビトラ」、そしてさらにそのあとから開発された「シアリス」も優れたED治療薬として支持されています。
現段階で世界的に認可されて広く知れ渡っているED治療薬はバイアグラ、レビトラ、シアリスの3種類で、これらをまとめて「3大ED治療薬」と呼んでいます。
どれも信頼できるED治療薬として愛用者の数は多いのですが、その中でもここ数年で急激に人気を伸ばしているのがシアリスなのです。
バイアグラを抜いて世界シェアNo.1のシアリス

大手製薬会社であるアメリカのファイザー社がバイアグラの販売を開始したのは1998年。
それからというもの、レビトラやシアリスが開発されてからもバイアグラの圧倒的な人気は揺るがないものでした。
しかし、そんな中でもシアリスは徐々に人気を伸ばし、2013年の段階でバイアグラを抜いて世界シェアNo.1の座に躍り出たのです。
シアリスはイーライリリー社が開発したED治療薬で、タダラフィルという成分を主成分としています。
現在は100ヶ国以上で使用されているED治療薬となっており、42%という高い世界シェア率を獲得しています。
インドをはじめとして、さまざまな国でシアリスのジェネリック医薬品が続々と開発されるなど、こうした面からもシアリスの人気を伺うことができます。
では、シアリスがここまでの人気を獲得するに至った理由は何なのでしょうか。
シアリスはどういった効果・特徴を持ったED治療薬なのでしょうか。
シアリスがEDにどうはたらくのか

シアリスはタダラフィルを主成分としたED治療薬で、男性のED治療には欠かせない医薬品のひとつとなっています。
では、シアリスはどのようにしてEDを改善してくれるのでしょうか。
EDの原因となっているのは、先ほども言ったようにPDE5の増加です。
PDE5が過剰にはたらくことでcGMPのはたらきが抑制してしまい、血管がうまく拡張されなくなり、結果的に勃起することを邪魔してしまうのです。
シアリスはEDの原因となっているPDE5に対してはたらきを抑制する効果があり、「PDE5阻害薬」とも呼ばれています。
PDE5の過剰なはたらきを抑制すれば、自然と再びcGMPが正常にはたらけるようになり、性的刺激を受けた際に血管拡張作用を発揮してくれるようになるのです。
ただ、こうしたシアリスの効果について注意しておかなければいけないのは、あくまでも「EDを改善して再び勃起できる状態に戻す」という効果しかないことです。
よくED治療薬に対し、「服用するだけで勝手に勃起するようになる薬」というイメージを持っている人がいます。
しかし、これは大きな間違いで、ED治療薬自体に性的興奮を促す作用は一切ありません。
たとえED治療薬を使用したとしても、性的刺激を受けなければ勃起はしないということを正しく覚えておきましょう。
また、正直なことを言えば、このEDに対する効果自体はバイアグラやレビトラも同じです。
バイアグラやレビトラもPDE5阻害薬ですので、同じアプローチ方法でEDを改善してくれます。
それではどのED治療薬を使っても同じという結論になってしまいますが、そうはならずにシアリスが世界シェアNo.1を勝ち取ったのには大きな理由があるのです。
シアリスは驚異的な○○が特徴

バイアグラ、レビトラ、シアリスのうち、どれを使ってもED治療自体は同じようにできます。
どれも優秀な効果を持っているため、安心してED治療に臨むことができるでしょう。
しかし、その中でもこれらのED治療薬に人気の優劣があり、そしてシアリスがバイアグラの人気を追い抜いたのにはシアリスならではの特徴が関係しています。
ED治療薬はあくまでも一時的にEDを改善してくれる医薬品であり、その効果は永遠に続くわけではありません。
個人差によって効果の持続時間は前後するものの、バイアグラやレビトラの効果は一般的に5~6時間持続すると言われています。
単純に1回性行為を楽しむだけなら5~6時間でも充分な時間となるのですが、シアリスの場合は効果の持続時間がケタ違いです。
なんとシアリスは1回の服用だけで24~36時間という驚異的な持続時間を誇ります。
短く見積もっても1日中はその効果が作用しているため、いつ性行為をするとなっても万全の状態で楽しむことができるのです。
バイアグラやレビトラの場合は5~6時間しか効果が持続しないため、性行為をするタイミングに合わせた服用が必要でした。
しかし、驚異的な持続時間を誇るシアリスなら、服用するタイミングを細かく気にすることなく、気軽に服用できるのです。
こうした扱いやすさが大勢の男性に評判となり、シアリスの人気を急上昇させたのです。
「ウィークエンドピル」という呼び名の由来

シアリスはバイアグラやレビトラに比べ、圧倒的に長い持続時間を大きな特徴としています。
その持続時間は24~36時間となっており、最低でも1日はいつでも効果が発揮できる状態です。
そんなシアリスには「ウィークエンドピル」という別の呼び名も浸透しています。
「ウィークエンド」は週末を意味する言葉で、アメリカでは金曜日の夜から日曜日の夜までを週末としています。
日本でも同じで、月曜日から金曜日まで仕事とすることが多いため、金曜日の仕事終わりから日曜日までを週末と意識する人がほとんどなのではないでしょうか。
そして、「ピル」は錠剤の薬を指す言葉となっています。
つまり、直訳すれば「週末に服用する薬」という意味になります。
仕事のある平日の間はなかなかパートナーとゆっくりする時間が取れないかもしれませんが、1週間の仕事が終わったあとの週末は2人きりの時間を漫喫することができます。
シアリスは最低でも1日という長い持続時間になっていることから、金曜日の夜に服用したとしても土曜日の夜まではいつでも性行為を楽しむことができます。
もし36時間持続した場合なら、日曜日の昼間まで楽しめます。
つまり、「時間を気にすることなく、週末にいつでも好きなタイミングでパートナーと幸せなひとときを過ごせる」ということからウィークエンドピルという呼ばれ方が生まれたのです。
ぜひみなさんもシアリスを使って、大切な人と幸せなひとときを過ごしてみてください。
シアリスの効果を最大限に発揮させる服用タイミング

ED治療薬の効果は永遠ではありません。
いくら長い持続時間を誇るシアリスとはいえ、その持続時間は有限です。
確かに服用するタイミングをそこまで正確に見計らう必要はないですが、それでもやはり最大限にシアリスの効果を発揮させるための服用タイミングはあります。
シアリスは1日以上効果が持続するため、朝起きてから服用してもその日の夜に問題なく性行為を楽しむことができます。
これでも問題はないのですが、夜まで性行為をすることはないとわかっているのであれば、朝から服用してもせっかくの持続時間を無駄に浪費してしまいますよね。
そこで、シアリスを服用するタイミングとしてベストだと言われているのは、性行為をする3時間前となっています。
これはシアリスを服用してから効果が出始めるまでに2~3時間かかってしまうからです。
シアリスは長い持続時間を売りとしている反面、他のED治療薬よりも効果が出始めるのはゆっくりです。
徐々に効果が出るおかげで副作用も少ないED治療薬ではあるのですが、他のED治療薬よりも早めの服用を心がける必要があるでしょう。
シアリスを正しく服用するためには

シアリスのようなED治療薬も立派な医薬品ですので、服用する場合は用法用量を守って正しく利用する必要があります。
間違った方法で服用してしまうとシアリス本来が持っているはずの効果を最大限に発揮してくれない可能性がありますし、最悪の場合は副作用を招く恐れがあるので注意しましょう。
シアリスの服用ですが、まず1日1回1錠の服用というのは厳守するようにしましょう。
シアリスは優れたED治療薬ですが、どんな男性にも必ず最大限に効果を発揮してくれるわけではありません。
シアリスとの相性には個人差がありますし、服用した容量が少なすぎた場合にも満足いく効果を発揮してくれない可能性があります。
こういったとき、効果があまり実感できなかったからといって追加で服用するのはNGです。
1度服用したあとは結果に関係なく、必ず24時間以上の間隔を空けてから服用するようにしてください。
ちなみに、シアリスの効果が36時間持続することから、24時間の間隔では効果が重複してしまうのではと危惧する人もいるでしょう。
しかしこの点に関しては問題がなく、24時間以上の時間を空けてさえすれば、仮に前回服用したシアリスの効果が残っていたとしても支障をきたすことはありませんので安心してください。
また、シアリスを服用するときは水もしくはぬるま湯での服用が基本となります。
どうしても用意できないという場合は清涼飲料水やお茶など、他の飲料でもかまいません。
ただ、脂肪分を多く含んでいる牛乳のような飲料で服用してしまうと、うまく成分が吸収されない可能性があるので、こちらは避けるようにしましょう。
アルコールでの服用は問題ないですが、飲み過ぎてしまうとこちらも吸収を阻害してしまう原因になることがあります。
アルコールで服用する場合は適量で済ますようにしてください。
服用時の注意点

ED治療薬を服用する場合、注意しておきたいのが「食事の影響を受けるかどうか」です。
どんな医薬品であれ、胃の中に食べ物がある状態で服用してしまうと、有効成分がうまく吸収されず、最大限に効果を発揮してくれないケースがあります。
そのため、医薬品を服用するタイミングとして食前や食後を指定されることがあるのですが、ED治療薬を服用する場合もこうした食事の影響は考えるべきです。
特に性行為をする場合、彼女とステキなディナーを済まし、一段落してからホテルなり自宅なりでそのまま行為に及ぶという流れが多いと思います。
では、シアリスをこうして食後に服用することは問題ないのでしょうか。
結論から先に言ってしまうと、シアリスは食事のタイミングに関係なく、いつでも服用できるED治療薬ですので安心してください。
シアリスは食事の影響を受けにくいため、もし食後に服用したとしても問題なくその効果を発揮してくれますよ。
ただし、何事にも限度があります。
いつも通りの食事であれば影響なくシアリスを服用できますが、あまりに食べ過ぎてしまうと成分の吸収を阻害してしまう危険があります。
シアリスの効果を正しく発揮させるためには800kcal以内の食事を心がけるようにしましょう。
また、食事をしても問題ないとはいえ、シアリスの効果を確実かつ最大限に発揮させたい場合は空腹時の服用がベストですので、その点もしっかり覚えておきましょう。
副作用はプラスに捉える

内科や耳鼻科から風邪薬を処方してもらうとき、「服用後は眠気がくることもありますので…」と言われたことはありませんか?
風邪薬は風邪の原因となるウイルスや菌を殺菌してくれるありがたい存在なのですが、その一方でこうした副作用がどうしても出てしまうことがあります。
これはどんな医薬品を使用した場合も同じです。
ED治療薬の中でも副作用が少ないとはいえ、シアリスにも副作用が確認されているため、事前にどんな症状がおこりうるのかを知っておきましょう。
シアリスの副作用としてよく報告されるのが、顔の火照りや頭痛です。
シアリスに限らず、バイアグラやレビトラを服用した場合でも似た副作用がよく出るのですが、これはED治療薬が持つ効果を考えれば仕方のない症状です。
ED治療薬は血管拡張による血行促進によってEDを改善します。
そのため、ふだんよりも血液の流れが活発になるため、どうしても顔に火照りを感じたり、頭痛が起こってしまうのです。
ただ、これらの副作用は軽度な症状で済むことがほとんどですので、シアリスの効果が切れると同時に自然と治まります。
また、こうした副作用が出たということは、きちんと血流がよくなっているということでもあるので、「シアリスが正しく作用してくれている」と良い風に捉えるといいでしょう。
しかし、ときにこうした症状が何日も続くことがあります。
こういった場合、シアリスがみなさんの体質に合っていない可能性があります。
そのまま服用を続けてしまうと危険な症状を引き起こしてしまう可能性もありますので、この場合はシアリスの服用を一旦中止し、医師にすぐ相談するようにしましょう。
併用禁忌薬と併用注意薬

複数の病気・症状が同時期に被って発症してしまうことがあります。
もしくは前々から持病を持っており、そのうえ別の病気・症状が出てしまうということも考えられるでしょう。
こういった場合、おそらく各病気・症状の治療を同時進行でおこなっていくことになるでしょう。
となれば、同タイミングで異なる用途の医薬品を服用する機会も出てくると思います。
このときに気をつけなければいけないのが「併用禁忌薬」と「併用注意薬」です。
医薬品同士の飲み合わせによっては、互いの効果を損ねてしまうほか、相乗効果によって危険な副作用を招く恐れがあります。
併用禁忌薬は併用することを厳禁としている医薬品のことで、併用注意薬は併用しても問題はないが充分な注意が必要としている医薬品のことです。
シアリスにも併用禁忌薬や併用注意薬があり、併用してしまうと「ついうっかり…」では済まされないような事態に陥ってしまう危険もあるので充分に注意してください。
では、シアリスの併用禁忌薬および併用注意薬に指定されている医薬品にはどのようなものがあるのでしょうか。
まず併用禁忌薬についてですが、代表的な医薬品でいうと硝酸剤が有名です。
硝酸剤には血管拡張作用があるのですが、これはED治療薬も持っている効果です。
血管拡張作用を持った医薬品を併用してしまうと、相乗効果によって急激に血圧が下がってしまう危険があり、最悪の場合は命に関わる大問題となります。
続いて併用注意薬ですが、これはCYP3A4阻害薬があげられます。
CYP3A4というのは肝臓に多く存在している酵素なのですが、シアリスの主成分であるタダラフィルは主に肝臓で代謝されており、そのためにはこのCPY3A4が必須となります。
しかし、CYP3A4阻害薬を併用してしまうと、このCYP3A4のはたらきが抑制され、タダラフィルがうまく代謝されなくなってしまいます。
それによってシアリスの効果が弱まったり、効き始めるまでに時間がかかるなどの悪影響を及ぼす可能性があるのです。
他にもシアリスの併用禁忌薬と併用注意薬はありますので、もし何かしらの医薬品を服用していて不安だという場合は医師にまず相談してからシアリスの服用を検討してみてください。
シアリスを購入する前に
まずは医師に相談を

EDは年齢に関係なく、どんな男性でも突然起こる可能性があります。
EDを自覚したときはかなりの精神的ショックを受けると思いますが、だからといって考えすぎる必要はありません。
最初にも言いましたが、現在はED治療を専門とする医療機関が増えているため、ED治療はそう難しいことではありません。
みなさんの状態を聞いたうえで適切な対処法やアドバイスをくれますよ。
EDはペニスに関する症状ですので、人によっては医師にペニスを見られることに抵抗を感じているかもしれません。
ですが、「ED治療」とはいうものの、実際に医師がペニスを見たり触ることはありません。
ED治療でおこなうのは簡単な問診となっており、かかる時間自体も10分程度です。
みなさんの状態を聞いたうえでEDかどうかの判断をし、もしEDなのであればED治療薬を処方してくれるのです。
EDの症状には自分で判断しにくいものもありますが、専門家である医師に相談すればすぐにみなさんの状態を見分けてくれますよ。
ED治療薬の購入は医療機関から

EDを改善するためにはED治療薬の力を借りることになるかと思います。
そんなED治療薬は、上でも述べたようにED治療をおこなっている医療機関からすぐ処方してもらうことができます。
診察が終わればすぐその場で処方してもらうことができるので、処方箋を受け取ってから薬局へ行くという必要はありません。
ただ、ED治療薬は保険適用外となるため、治療費はすべてみなさんの自己負担となります。
風邪をひいたときなどは日常生活に支障をきたしてしまいますが、EDは極端なことを言えば日常生活をふつうに過ごすだけなら大きな問題とはなりません。
この違いによって保険が適用されるかどうかの分かれ目となり、EDの他にも美容目的での整形などが同じ理由から保険適用外となっています。
ちなみに、医療機関からED治療薬を処方してもらった場合、3大ED治療薬のどれを処方してもらったとしても相場は2,000円前後となります。
これに初診費や診察費が加わると思っておくといいでしょう。
ED治療薬の購入は通販サイトでの注文も可能

処方箋医薬品に指定されている医薬品を購入するためには、医師が出す処方箋がなければ購入することができない決まりになっています。
ED治療薬も必ず医療機関からの処方によって購入しなければいけない医薬品となっているため、誰でもまず通院を考えるはずです。
しかし、いくら病気・症状を治療するためとはいえ、医療機関への通院を面倒に感じたことがあるのではないでしょうか。
コンビニのように24時間営業しているわけではなく、診療時間はいます。
そのうえ、多くの医療機関が19~20時に診療時間を終えてしまうため、仕事が終わる時間によっては仕事帰りに立ち寄ることもできません。
多忙なスケジュールの中から通院するための時間を用意しなければいけませんし、そもそも医療機関独特の雰囲気が嫌いだという人も少なくないのではないでしょうか。
そんなみなさんに朗報です。
実は医薬品を購入できる専用の通販サイトがあり、年々利用する人が増えています。
私たちがふだん使っている通販サイトと同じ感覚で利用することができるため、気軽に目当ての医薬品をネット注文できるのです。
個人輸入代行って何?

医薬品の販売を専門とする通販サイト。
それが「個人輸入代行」と呼ばれるサービスです。
おそらく、「医薬品をネット上で注文できます」と言われても、多くの人がまず不審に思うのではないでしょうか。
先ほども言ったように、ED治療薬は専門の医療機関から処方してもらわなければ購入できません。
そんな医薬品の購入をネット注文で済ましてしまうというのは違法行為なのではないか、と思ってもおかしくないでしょう。
ですが、もちろんこの通販サービスは違法なモノではありません。
法的にも認められているサービスですので安心してください。
まず、処方箋医薬品が医療機関からの処方でしか購入できないというのは、あくまでも日本の薬事法によって定められた日本国内でのルールです。
海外ではそれぞれの国で違った法が定められているため、日本のルールは一切関係ありません。
日本では処方箋医薬品に指定されているモノであっても、海外では薬局で簡単に購入できるということも珍しい話ではないのです。
個人輸入代行で販売しているのはすべて海外から輸入した海外製の医薬品となっているため、日本の薬事法が適用されないのです。
では、「海外から医薬品を輸入する」というのは許された行為なのかどうかですが、これも合法とされています。
あくまでも個人での利用目的の場合に限りますが、海外から医薬品を個人輸入することは何の問題もありません。
ただ、海外から輸入をしようと思ったら、輸入に関する特別な手続きをしなければいけません。
専門的な手続き内容となることに加え、相手の国の言語でやり取りをしなければいけなくなります。
いくら個人での輸入が許されているとはいえ、そんなことはまずできませんよね。
そこで力を貸してくれるのが個人輸入代行業者なのです。
個人輸入代行業者とは、私たちの代わりに輸入を引き受けてくれる代行業者となっており、もちろん輸入に関する手続き等もすべて済ませてくれます。
個人輸入代行サービスは、この代行業者が私たちの代わりに輸入してくれた海外製の医薬品を販売しているため、私たちはふだん利用している通販サイトと同じ感覚で注文するだけでよくなるのです。
ジェネリック医薬品の購入も通販サイトで

個人輸入代行サービスが登場したことにより、私たちはいつでも気軽に医薬品を購入できるようになりました。
個人輸入代行で販売されている医薬品はすべて海外から輸入した医薬品となっているため、日本の薬事法の影響を受けることなく、安心して利用することができます。
個人輸入代行で販売されている医薬品の種類は非常に多く、海外で流通している医薬品であればまず間違いなく販売されているでしょう。
中には日本で流通していない医薬品が個人輸入代行で販売されていることもあり、今まで購入したくてもできなかった医薬品を使えるチャンスでもあります。
日本ではあまりジェネリック医薬品の使用が浸透しておらず、それにともなって日本国内で認可されていないジェネリック医薬品も多いです。
安さが魅力のジェネリック医薬品を購入したいと思いながらも、高い新薬で我慢していたという人は多いのではないでしょうか。
しかし、海外ではジェネリック医薬品が当たり前のように流通しています。
そのため、個人輸入代行を利用すれば、今まで日本国内で購入できなかったジェネリック医薬品でも簡単に注文することができるのです。
シアリスのジェネリック医薬品ももちろん販売されていますので、シアリスを使ってED治療をしようと考えているのであれば、ジェネリック医薬品にも目を向けてみてはいかがでしょうか。